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NPO法人だっぴ 若者と大人がつながることが、地域の未来を拓く

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企業人だいあろぐ―中学生だっぴに参加してみて―

株式会社はるやまホールディングス・竹内愛二朗さん

 

先月、10月21日に開催された旭東中学生だっぴには、はるやま商事株式会社様からも2名(見学3名)の方にご参加して頂きました。

そのうちのお一人である、竹内愛二朗さん(管理本部 執行役員)に参加してみてのご感想などを私、森分志学(NPO法人だっぴ)がインタビューしに行きました!

森分「改めまして、旭東中学生だっぴにご参加頂き、ありがとうございました。」

 

竹内さん「こちらこそ、ありがとうございました。」

 

森分「さっそくですが、率直な感想をお聞かせください!」

 

竹内さん

「率直な意見としては、中学1年生があんなにコミュニケーション能力があるものかと驚きました。我々が中学生の頃に、おとなと大学生と話す機会があったかっていうと、親とか近所の人くらいしかなかった。初めて会った人にあんなに話ができたりだとか、敬語を使ったりだとか、もっと話することが苦手で、こっちから話しかけないと会話が続かないのかなと思っていたけど、全く逆でした。どんどん話をしてくれた。聞いた質問にも+αで返してくれて。コミュニケーション能力がすごいのが印象的でした。」

 

森分「そうだったんですね!とくに印象に残っているシーンとかってありますか?」

 

竹内さん

「結構具体的なことを言っていた。将来こうだから、こうなりたい、こういう勉強をしたい。っていうのが具体的でした。大学生の方もどういったところに就職しようかっていうのがあんまり決め切れていなかったりするのに。」

 

森分「なるほど!」

 

竹内さん

「自分はどういう人になりたいかというテーマで“信頼される人になりたい”と書いていて、しっかりしてるなって印象でした。」

森分「そんな中で、竹内さんから中学生に伝えたこととかってありましたか?」

 

竹内さん

「学生のときは気の合った仲間としかいない。色んな人の意見を聞くと、自分が知らなかったことを知れたりとか、学校でする勉強とは違うものになるよ。っていうのを伝えると素直にうなずいていたりしましたね。」

 

森分「予想していた子ども像とは少し違ったってことですね。」

 

竹内さん

イメージが変わりましたね。あと、ちょっと思ったことが、ご年配の方が参加してるのはいいなと思いました。我々が小さかった頃って、近所のおじいちゃんやおばあちゃんと触れ合う機会ってあったんですが、今ってそういう機会は意外にないのかなと。参加されたおじいちゃん・おばあちゃんがすごいニコニコして、いい顔で帰って行かれたのが印象的でした。中学生くらいになるとご年配の方と関わる機会も少なくなると思うので、地域の活性化もできるんじゃないかなと。」

 

森分「たしかにそうですよね。」

竹内さん

「我々(親)世代は、自分の子どもと(中学生を)重ねるので、自分の子どもには聞けないようなことも聞いてみたりして。「お父さんと仲良くしてるの?」とか(笑)」

 

森分「本音、気になりますよね(笑)」

 

竹内さん

「子どもからは、会社のことも聞いてきました。誰でも大人だったら気になるような、「はるやまって何で青山の近くにあるの?」という質問もあったり。「会社の中で何番目に偉いのか?」とか(笑)」

 

森分「そういう話もあったんですか?!」

 

竹内さん

「子どもは役職名とか分からないから。(答えたら)「偉いさんだったんだ!」って。今日、うちの社員が廊下で(見学で)見てるって言ったら、「会社の人同士って上司が怖いとかってあるんじゃないのか」って言われたので、「いやそんなことないよ。後で『子どもたちにやられてたね』ってそんな面白い話にもなるよ!」って返しました。そしたら、(教室全体で感想を発表する場面で)その子に「上司だったらカッコイイところ見せないといけないから、手挙げなさいよ」とか言われて(笑)手挙げました(笑)」

 

森分「愛二朗さんのお人柄もありますよね(笑)」

 

竹内さん「新鮮な感じでしたね(笑)」

竹内さん

「中学生も中学生同士、うまく話せない子のフォローをしてたりして。あと、(参加したおとなと中学生とが)帰りにハイタッチとかしてたりする光景があって、意外なことばかりでした。

 

森分「おとなと若者、地域と学校がつながっていく感じですね。」

 

竹内さん

「まだまだ広がりそうですね。本当に気持ちが洗われるような日でした。だっぴが終わった後の(社員同士で行った)昼ごはんのときも、ずーっとこの(中学生だっぴの)話でした。「自分の中学生時代どうだった?」とか、普段の会社の中ではできないような会話もできて、そんなきっかけにもなりました。

 

森分「そうだったんですね。そういったきっかけになれて、僕たちも嬉しく思います。本当にありがとうございました!これからもがんばります!」

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