だっぴの活動は、2009年にまでさかのぼります。
当時、岡山と言う地域を何とか良くしたい、おもしろくしたいと様々な取り組みにチャレンジしていた20代後半~30代の若者たちが集まって勉強交流会を開催していました。
その勉強会から派生したのが、だっぴと言う活動でした。
集まっていた当時の若者たちは、それぞれ行政やNPO、企業と言った中で、地域課題の解決に奔走する人たちでしたが、
ただ、自分たちが勉強するだけではなく、自分たちが多くの出会いと機会に恵まれて自分の行動を選択してきたように、自身の周囲にいる多くの若者たちにも、そのような機会を作らなければならないと考えていました。
そこで、2009年に、自分たちのことを多くの若者に知ってもらうイベントを開催したのが、最初のだっぴでした。
2010年からは、学生など若者を中心とした実行委員が組織され、若者が意思決定できる仕組みに。
2013年10月に、NPO法人化。
2014年より、これまで実施していた大学生向けイベントを、中高生向けのプログラムとして学校で展開できるよう試行錯誤し、現在に至ります。
若者たちが自分の人生を自分で切り拓いていくことができるように。
若者と大人がつながり、多様な価値観や生き方に触れる機会が当たり前に地域にある。
こういう生き方もありなんだ、こんな選択もあるんだと、選択肢を知り、実現できる社会。
だっぴは、人のつながりを大切にした地域の未来を目指しています。
森分 志学
NPO法人だっぴ代表理事
岡山県倉敷市出身。岡山大学教育学部卒業後、同大学院教育学研究科卒業。
大学3年生の頃、自分が受けてきた進路学習への違和感をきっかけに、高校が大人と出会い、将来を考える対話の場を高校生とともにつくる。
卒業後は、教育系の広告代理店に勤務し、高大接続の領域に関わる。
2017年、NPO法人だっぴの理事・事務局長として岡山にUターン。2020年より現職。